【ニューヨーク=西邨紘子】米国で新型コロナウイルスのオミクロン型から派生した変異ウイルス「EG.5(通称エリス)」の感染が拡大している。米疾病対策センター(CDC)によると、8月5日までの1週間のコロナ入院患者数は約1万人で前週比14%増だった。4月下旬以来の多さで、米政府が5月にコロナ流行に伴う非常事態宣言を解除する前の水準に逆戻りしたかたちだ。入院患者数は年初をピークに減少傾向が続いていた
新型コロナウイルス感染症は昨年、米国の未成年者(0〜19歳)の主な死因の一つとなっていた。すべての死因を対象とした場合で10位以内に入り、ワクチンで予防が可能な病気のなかでは1位となっていた。 昨年7月末までの1年間に死亡した未成年者を対象に、それぞれの死因を調査した結果が1月30日、米国医師会雑誌(JAMA)のオープンアクセスジャーナル、JAMA ネットワーク・オープンに発表された。 一方、医学誌ランセットに掲載された研究結果によれば、変異株のオミクロン株が優勢になったことによって小児の感染者は増加したが、それ以前に主流となっていたその他の株と比べると、致死率は低下していたという。 未成年が接種可能なワクチン 米疾病対策センター(CDC)は昨年6月、新型コロナウイルスのワクチン接種を推奨する年齢を、生後6カ月以上とした。ただ、米食品医薬品局(FDA)が生後6カ月以上への使用を認めているワ
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は収束しつつあるようだが、米政府の調査報告は感染した人が抱える「ロング・コビッド」と呼ばれる後遺症の深刻さを示唆している。 米疾病対策センター(CDC)の人口動態統計部が10月7日時点で実施した死亡証明書分析によれば、コロナ感染後の症状が長引いた影響で米国で3544人が死亡していたことが分かった。 女性より男性の死亡例が多く、こうした死亡のピークは今年2月。亡くなった10人中8人近くが白人、1割程度が黒人だったという。CDCによると、米国ではコロナ感染そのもので100万人余りが死亡している。 後遺症には倦怠(けんたい)感や「ブレインフォグ(脳の霧)」と呼ばれる思考・記憶への影響など中程度のものから、呼吸器や心臓の問題など深刻なものなどさまざま。長引く症状で亡くなった人の大半は高齢者で、4分の3ほどが65歳以上だったとしている。 原題:Long
50代の日本人夫婦が新型コロナウイルスワクチンを接種するためアメリカに渡り、現地の旅行会社のガイドで接種を終えました。 50代の高津さん夫婦は15日、東京から3泊5日の日程でニューヨークを訪れてワクチンを接種しました。 日本では接種の見通しが立たないため渡米したということです。 高津弘さん:「もう感無量です。心から晴れやかな気持ちになりました。(日本で)この先どうなるんだろうと不安で毎日過ごしていたので、本当に今回来て良かったと思います。日本は(接種が)大変遅いと思います」 妻:「全く予約とかせずに現地の旅行会社の方にお願いして、すべて手はずを整えて頂いてそのまま来たという形で、すぐに打って頂けたので」 当局は、アメリカ国内の居住者を対象としていますが、現場では海外の観光客も受け入れています。
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