リバースプロキシ(Reverse Proxy)とは、クライアントとサーバの通信の間に入って、サーバの応答を「代理(proxy)」しつつ通信を中継する機能、あるいはその役割を担うサーバのこと。Webシステムのセキュリティ対策や性能向上、負荷分散、あるいはシステム構成の自由度向上などのためによく利用される。 リバースプロキシの基本的な仕組み リバースプロキシが代理で応答するとはどういうことなのか、下図でもう少し細かく説明しよう。 リバースプロキシの基本的な仕組み ここではインターネットに設置されたHTTPのリバースプロキシを例に挙げている(実際には他のプロトコルに用いられることもある)。 (1)クライアント(図中のノートPC)のWebブラウザで「http://www.example.jp/」を開くと、www.example.jpを割り当てられているリバースプロキシのサーバに対して、リクエストが
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