実は最終回ではなくなる 『さようならドラえもん』は藤子・F・不二雄先生が本当にドラえもんを終わらせるつもりで描かれました(事情は先ほど解説)。しかし、藤子・F・不二雄先生のドラえもんに対する思いが強く、新連載を控えつつも結局は『小学四年生』昭和49年4月号に『帰ってきたドラえもん』が描かれました。こういう形でドラえもんは復活することになります。このような事情で『さようならドラえもん』は最終回であるけれども最終回ではないのです。 おおまかなあらすじ 『小学三年生』(昭和49年4月号) ドラえもん てんとうむしコミックス 第7巻 ドラえもん てんとうむしコミックス 第7巻 スネ夫 「おうい、のび太。」 机の上でボヤーッとしている。 ママの「元気出しなさい」と言う声に、 のび太 「くよくよしたって、ドラえもんが帰ってくるわけじゃなし。」 のび太 「ようし!これから気をとりなおして明るくくらそう。