オンラインカレンダーを提供するKikoの買い手がついに判明した。ダウンロード販売サイトなどを手がけるTucowsだ。 こうした買収にはさまざまな理由があるのが常だが、今回の買収が特異だったのはその方法だ。KikoはeBayのオークションに自社を出品して買い手を探した。入札は111件あり、Tucowsは「powerjoe1998」という入札者名に身を隠し、Kikoを25万8100ドルで競り落とした。 TucowsのCEO、Elliot Noss氏は同社のブログに掲載した記事の冒頭で、買収の理由を次のように説明している。「Kiko買収については細かい理由がたくさんあり、そのいくつかをこれから説明していくが、大きな理由は1つだ。われわれの使うメールプラットフォーム内部にはカレンダー機能がどうしても必要だったが、自前で用意するには長い時間がかかる見通しだった--Kikoが持っているような洗練された
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