何のために評価するのか? まず初めに、人事評価(人事考課)について、そもそも、何のために行うのかを会社目線でご紹介します。 人事評価(人事考課)とは、一般的には「定められた期間の仕事における成績をつける」ことであり、この評価に基づき、 給料や賞与の査定昇格・降格人事異動能力開発・育成計画が行われていきます。 多くの会社では、半期ごと(6ヶ月ごと)に人事評価が行われ、年度末には上期と下期を合算し通年分もはじき出されます。 会社側は、この評価結果をもとに、 短期的には社員の昇給・賞与の配分中長期的には社員の会社におけるポジションを決めていくのです。 *会社におけるポジションとは、どの分野の業務を担当させるかとともに、将来の幹部候補か一担当者かといった出世ラインまでを含んでいます。 また、各期の人事評価の結果は、個人情報として、社内にずーっと蓄積されていきます。 誰が人事評価するのか?人事評価を