「俺は日本人だし、英語なんて一生使わない。だから、英語を勉強しても意味ないんだ」(2ページより) 『日本人の98%はTOEIC TESTハイスコア予備軍です!』(早川幸治著、集英社)の著者は、中学1年のときにそう思ったのだとか。英語がとても苦手で、高校2年のときに受けてみた英検4級(中学2年レベル)も不合格。にもかかわらず、現在では英語公用語化を推進する企業や、これから英語の業務が増える企業の社員、将来英語を使うであろう大学生などを対象に英語を教えているのだそうです。 本当にそんなことが可能なのでしょうか? 第1章「どんな人でも必ず英語はできる」から、基本的な考え方を引き出してみます。 才能も学力も無関係 英語を身につけるために特別な能力は必要ありません。ポイントは英語学習の「習慣化」。ただ、それだけです。 冒頭で、著者は断言しています。そして英語を上達させるために必要なことは、次のふたつ