日本のワクチンにとって暗黒の週末になりました。 まずサーバリックス(HPV)が品薄のために新規予約は見合わせて欲しいの要請がGSKからありました。これは1月段階から囁かれていた懸念でしたが、ついに現実のものになったかの実感です。無い物は仕方が無いので、新規予約は即時に中止です。GSKの見通しでは「7月ぐらいには供給体制が整うかもしれない」とはしていましたが、当面は情報待ちです。個人開業医ではこれ以上どうしようもありません。 小児科医にとってもっと衝撃的だったのは同時接種による死亡例が出たことです。今朝の時点ではどうやら4人になったようです。これはどう考えても統計学的に多すぎる人数で、アクトヒブ(Hib)とプレベナー(PCV7)の接種が当面見合わせになったのはやむを得ないでしょう。さすがにこの状況で「問題なし」とできる人は殆んどいないと思います。かなりの数の予約が入ってますから今朝は電話連絡