■イド、自我、超自我 <id, ego, superego> ■イド(id) 「イド、自我、超自我」は、精神分析学者フロイトによって提唱された、精神構造を3つに分けた概念。 フロイトによると人間の精神構造は「イド、自我、超自我」から成り、その中でイド(id)とは、人の精神エネルギーの源泉に当たる。 イドは快楽原理に基づいて、本能のままに「今すぐあれがしたい」「これがしたい」という欲求を出して満足を求める。 ■自我(ego) このイドの上に存在し、理性的にイドをコントロールするのが自我(ego)である。 自我は本能的な欲求を現実にあった形にする役割や、その欲求をかなえるために必要なプランを立てるなどといった準備行動を作り上げる。 例えば、「嫌いな仕事でも家族の生活のためだ」と思い、仕事を続けることは自我の働きによるものである。 ■超自我(super ego) 最後に、超自我(super eg