リビアでは、政府軍が市民の殺戮をはじめました。また市民に銃を向ける政府に反旗を翻す兵士も出てきて、リビアは内戦状態に突入しつつあります。リビアに限らず、第二次世界大戦後も世界で戦争は絶えません。アメリカだけでも、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争のような大きな戦争の他、ドミニカ共和国、カンボジア、ラオス、グレナダ、レバノン、リビア、ニカラグア、パナマ、ソマリア、ハイチ、スーダン、アフガニスタン、コソボ、リベリアなどで小規模な戦争をしています。また世界中で常に内戦が起こっています。このように人間というのは戦争が大好きな動物のようです。 しかし戦後、日本はずっと平和でした。日本に限らずに、世界の主要先進国の市民は、少なくとも本国ではずっと平和でした。これらの平和だった国にはひとつの共通点があります。それはみんな核武装しているか、同盟国の核の傘に入っているということです。アメリカとソ連