脱原発世界会議実行委員会(事務局:ピースボート)は9月12日、都内で記者会見を開き、原子力に依存する現在の文明の転換を目指す「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」を来年1月14~15日に横浜市(会場は未定)で開催すると発表した。福島第一原子力発電所の事故で原発の危険性が浮き彫りになる中、脱原発の流れを世界中でトーンアップさせるのが狙い。ピースボートの吉岡達也共同代表は記者会見で「脱原発の舵取り役をできるのは、世界最大の被爆国家となった日本以外にありえない」と話した。 脱原発世界会議のプログラムは、フクシマで何が起き、また何を学ぶのかといったことなどについて議論する「全体会」、代替エネルギーの創出や原発からの撤退などのテーマで意見交換する「分科会」、放射能から子どもをどう守るのかといった問題を取り上げる「フォーラム」、企業や研究機関などによる「自主企画・展示・ブース」といった内容。詳