【インタビュー】＜メモの極意＞樋口裕一さんに聞く「頭がいいと思われる文章を書くためのメモ」 (2) 論理は主張抜きには成り立たず | ライフ | マイコミジャーナル自分は何が言いたいのか? ――そもそも「頭がいいと思われる文章」とはどんな文章なのでしょうか ひとことで言うと「論理的な文章」です。「論理的な文章」とは、ある物事に対する自分の立場や意見を明確にし、それを裏付ける具体的な事例やエピソードを駆使して相手を説得するものです。 当たり前のことのようですが、私たちが普段目にする文章のなかにはやたらと情緒的だったり、結局何が言いたいのかわからなかったりするものも少なくありません。 日本人はよく「物事は必ずしもイエス・ノーでは割り切れない」と考えますが、こうした態度で静観を決め込み、手をこまねいているだけでは何も解決しないでしょう。時には物事を分析的にとらえ、はっきりと自分の意見を主張することも必要です。 もし会社や組織で一目置かれたいと思うなら、「論理的な文章」が書ける力を身につけることが先決ではないでしょうか。 ――「論理的な文章」を書くコツはあり
