日本ではむかしから民はかなりえげつないこと、金銭的にかなり灰色でもしかたない、しかし官というか公は清潔でなければならない、という感覚がありました。民はそうしなければまともな商売をやっていけないこういうことです。西松建設を批判する人がいなくて、いっぽうで小沢代表や秘書はけしからん、こういうことになるのですね。金を出す人がそもそもいなければこういうことは起きないのに。 じゃあ郵便とか国鉄が民営化になればかなり民的なヘンなことをやっても見逃していいのか、こういう問題がありました。かんぽの宿の売却はとてもヘンだといわれました。でも民だったらしかたないじゃないか、大坂の住友さんがやってるのだったらどんなに上品そうにやってもアヒルの水かきのように相当な便宜は裏でしてるでしょう。誰でもそう思うわけです。ところが郵便はいっぺん民だったのがまた公にもどりそうで、そうなら公の感覚で簡保売却を見ると、ひどいこと