Telnetサービスを使うと、コンピュータのリソースをリモートから使うことができる。TelnetではCUIのみとなるが、管理的な作業ならばこれでも十分に役に立つ。 「Telnet」とは、リモートのコンピュータのリソースを仮想的な端末(「仮想端末」という)を介して利用するための機能である。Telnetのサーバ側のコンピュータへTelnetプロトコルを使って接続すると、あたかもリモートのマシンを直接操作しているかのように、サーバ側のリソースを使うことができる。 ただしTelnetプロトコルでやり取りできるのは文字情報だけに限定されるため、CUI環境でしかリモート・コンピュータを使用することはできない。具体的にいうとWindows 2000/Windows XPのTelnetサービスでは、リモートのコンピュータのコマンドプロンプト(CMD.EXE)を手元のコンピュータ上で使うことができるようにな