乗り物酔いの症状は、段階によって変化します。 乗り物酔いの段階は以下のようなものがあります。 1、酔いの前兆 乗り物酔いの兆候として、まず「めまい」や「生あくび」「生つば」などの初期症状が現れます。 2、症状の発症 次第に「頭痛」「顔面蒼白」「冷や汗」「吐き気」「胃の不快感」といった諸症状をもよおします。 3、症状の悪化 乗り物酔いの症状が悪化すると、「嘔吐」を引き起こします。 あまりにも嘔吐を繰り返すと、脱水症状になる場合もあります。 乗り物酔いについて、耳で関係するのは内耳にある「耳石器(じせきき)」と「三半規管」で、体のバランスを保つ平衡感覚をつかさどる重要な役割を果たしています。 耳石器(じせきき) 耳石器には、平衡砂と呼ばれる炭酸カルシウムの結晶が入っており、この動きによって体の直線方向の動きを感知しています。 三半規管 三半規管にはリンパ液が入っており、リンパ液の流れから体の回
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