寄稿: Anand Muralidharan リビアの元指導者ムアンマル・カダフィの死亡がマルウェア攻撃に利用されたことは、シマンテックの先日のブログでお伝えしました。その後もスパマーは、これに乗じて悪質な攻撃や 419 スパムメールの送信を続けていることが確認されています。 ブラジル国内のユーザーを標的としたスパムでは、慈悲を請うカダフィと、それに続く残虐な場面が収録されたビデオに、マルウェアも埋め込まれていました。メールに記載されたリンクをクリックすると、実際には悪質な実行可能ファイルがダウンロードされます。シマンテックはこの脅威を Trojan.Ransomlock!gen4 として検出しています。 メールに含まれるダウンロードリンクには、次のような URL パターンが使われています。 hxxp://noticias.[削除済み].co.kr/folha/cotidiano/ult9