セキュリティ研究者などが行った調査で、Facebookで出回った「Koobface」ワームに関与した男5人がロシアのサンクトペテルブルクにいることを突き止めたという。 セキュリティ企業の英Sophosは1月17日、Facebookで出回った「Koobface」ワームに関与した男5人がロシアのサンクトペテルブルクにいることを突き止めたとして、調査の経緯やこの5人の氏名の一部を公表した。 Koobfaceは2008年半ばごろに出現。Facebookを通じて感染を広げ、多数のユーザーのコンピュータをボットネットに感染させたとされる。Sophosの研究者は独立系の研究者とともに、2009年10月から2010年2月にかけてこの事件に関する捜査に協力。本人や家族、友人などがインターネットに残した痕跡を調べて関与が疑われる人物の名を突き止めたという。 調査ではまず、Koobfaceの制御に使われているサ
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