6月末にリリースが予定されているFirefox 22では、新たなJavaScriptエンジン「OdinMonkey」が搭載される(マイナビニュース)。OdinMonkeyには特定のJavaScriptコードの実行速度を向上させる「asm.js」という技術が採用されるとのことで、C#やJava、Native Client(NaCl)の置き換えを目指しているという(GIGAZINEの記事、Togetterまとめ、Mozilla開発者のブログ)。 asm.jsは既存のJavaScriptコードをそのまま高速化するものでは無く、C/C++といった静的型付けを採用する言語をLLVMを使用してJavaScriptへ変換したコード、またはasm.jsの高速化を意識して特別に書いたJavaScriptコードのみをを高速化するものだ。仕組みは単純で、JavaScriptにおいて変数の型を固定化して高速化しよ

