[TGS 2012]「これからはLightでRich」。gloopsがソーシャルゲーム開発の方向性を語る ライター:箭本進一 大和屋貴仁氏(gloops ソーシャルゲーム事業本部 システム基盤部 サーバーエキスパート) ソーシャルゲームにリッチな映像表現の波が押し寄せつつあるなか,デベロッパ側はどういうゲーム作りを目指していくべきなのか。「大戦乱!!三国志バトル」や「大召喚!!マジゲート」などといったソーシャルゲームで知られるgloops(グループス)の大和屋貴仁氏が,「gloopsゲーム開発の行方」と題する講演を行った。 そのキーワードは「LightでRich」(ライトでリッチ)。そんな講演の内容をまとめてみよう。 ソーシャルゲームは「5分」「ループ」「コミュニケーション」 講演でまず大和屋氏は,ソーシャルゲームの特徴を「5分」「ループ」「コミュニケーション」と定義した。具体的な意味は下
[TGS 2012]ガチャの次は神運営の時代か? 新たなビジネスモデルを模索する「TGSフォーラム ゲームビジネスセッション」レポート 編集部:aueki 東京ゲームショウ 2012と併催されていたゲーム業界向けイベント「TGSフォーラム 2012」では,4つのテーマに分けた専門セッションが行われていた。ここでは2日めの2012年9月21日に開催された「ゲームビジネスセッション」の模様を紹介してみたい。 セッションは,現在オンラインゲームなど「売り切りでない」ゲームを運営ないし開発中の3者による講演を行い,その後パネルディスカッションで意見交換するという流れで進行した。このセッションのテーマ自体はゲームを提供する側のビジネスモデルに関する話題なのだが,プレイヤー側にとっても興味深い内容が多いセッションとなった。 ハズレだと思わせない工夫がスクラッチを支える セガ PSO2プロデューサー 酒
[TGS 2012]グリー田中良和氏による基調講演レポート。スマートフォンの世界的普及に伴う市場予測とその対応 ライター:徳岡正肇 カメラマン:田井中純平 東京ゲームショウ2012のビジネスデイ初日となる9月20日,鵜之澤 伸CESA会長による基調講演第1部に続き,第2部にはグリーの田中良和代表取締役社長が登場。「スマートデバイスがもたらすソーシャルゲームの進化」という題で基調講演を行った。本講ではその内容をかいつまんでレポートしたい。 田中良和氏(グリー 代表取締役社長) ハードとインフラの発展がもたらす影響 田中氏は最初にグリーの事業紹介を簡単に行い,本題である「ソーシャルゲームの進化」論に入っていった。 そもそもソーシャルゲームが誕生した背景には,ハードウェアの進化とインターネットの進化という2つの側面がある。この「ハードの性能」と「通信インフラ」という2つの要素が向上し続けているこ
[TGS 2012]鵜之澤 伸氏によるTGS 2012基調講演詳報。「FE 覚醒」や「ガンダム バトルオペレーション」「PSO2」を例に業界の新たな取り組みを紹介 編集部:荒井陽介 カメラマン:田井中純平 2012年9月20日に掲載した速報のとおり,東京ゲームショウ2012(以下,TGS 2012)の初日,バンダイナムコゲームス副社長でCESA会長を務める鵜之澤 伸氏が,TGS 2012のメインステージにおいて,「日本ゲーム産業に今、必要なコト〜ゲームビジネス新時代の展望」と題された基調講演を行った。 ここでは,その基調講演の内容をより詳しくお伝えしたい。 CESA会長 鵜之澤 伸氏 鵜之澤氏は,1982年バンダイに入社後,1999年頃からゲームを担当し,今に至るということで,ゲーム業界に13年間,身を置いていることになる。 そんな鵜之澤氏の目から見ても,この1〜2年,ソーシャルゲームの台
●なぜかライブイベントもスタート!? 華やかに彩られたWe made onlineブース オンラインゲームメーカーWe made onlineが、このたびスマートフォンゲーム業界に本格参入する旨を発表した。それに伴い、東京ゲームショウ会場には同社製のスマートフォンゲーム6本がプレイアブルとして出展されている。また、先日の発表会にも登場した5人組アイドルグループ“ベイビーレイズ”がライブイベントを披露。会場を熱く盛り上げていた。 We made onlineブースでは、下記で紹介するプレイアブルの6タイトルで遊ぶと、ブースで配布されているうちわに貼るシールをもらえる。6タイトルすべてのシールを集めると、何かいいことがあるらしいので、明日以降にTGSに足を運ぶ人はぜひシールをコンプしてみてほしい。 ●プレイアブル出展された6タイトルを紹介 先日行われた発表会でお披露目された6タイトルがプレイ
●スマホの普及でオンラインゲームはどう変わる? セガブース内で“SEGA_Apps Coming! オンラインゲームの未来”と題して行われたトークセッション。登壇者は、司会進行にファミ通App編集部の中目黒目黒が務め、パネラーには、エイミング 代表取締役社長 椎葉忠志氏、スクウェア・エニックス 特モバイル二部 安藤武博氏、ガンホー・オンライン・エンターテイメント プロデューサー山本大介氏、セガネットワークス 開発本部戦略企画部 部長 椎野真光氏という、スマートフォン業界を牽引するクリエイターがキャスティングされた。 まず最初に、中目黒目黒がオンラインゲームといえば昔からFPSやMMORPGという印象が強かったが、最近スマートフォンとソーシャルゲームの登場で、間口が広がっていったのではないかと述べ、「ネットワークに繋いでコミュニケーションが生まれる時点で、立派なオンラインゲームとして成立して
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