以前、 WSGI準拠のWebサーバ WSGIアプリケーション を自作しました。 これらの自作により、「Webサーバを作りながら学ぶ 基礎からのWebアプリケーション開発入門」の第3章以降もPythonで書く見通しが立ちました。 gihyo.jp 第3章以降では、URLルーティングやクッキー・セッションなどの機能が登場します。 ただ、それらの機能を WSGIアプリケーションを1つ作り、すべてを入れる WSGIフレームワークとWSGIアプリケーションの2つを作り、機能を分担する のどちらの形で実装するか悩みました。 それでも、せっかくなので、後者のWSGIフレームワークを自作してみようと考えました。 そこで今回、URLルーティング機能だけがあるWSGIフレームワークを自作してみました。 なお、学習用途で作ったため、セキュリティ面は考えていませんのであしからず。 目次 環境 復習:単純なWSGI