◆24世帯なお仮住まい 県内で17人の死者が出た昨年7月の豪雨災害から21日で半年となった。14人の犠牲者が集中した防府市では、街は穏やかな表情を取り戻しつつあるが、24世帯が今なお仮住まいを強いられ、郊外に出れば崩れた農地や林道が残る。復興への道のりは半ばだ。 (川田征男) ◆崩れた農地 今も 同市牟礼の阿弥陀寺。来月7日、土石流で使用不能になっていた「石風呂」が半年ぶりに再開される。市民ボランティアが土砂を運び出し、隣接の休憩室を含め修復した。「自然に恵まれていることは半面、災害も受けやすい」。林寛孝住職は境内近くを流れる川の改修と、土砂が崩れかけた裏山に砂防ダムを設置するよう求めている。 市によると、市内では復旧作業が一歩ずつ進んでいる。墓石が倒壊した市営大光寺原霊園は堆積(たいせき)した土砂の撤去がほぼ完了したが、墓石の復旧が残され、事業費ベースでの復旧費の進捗(しんちょ
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