三洋電機は、ニッケル水素充電池「eneloop」の性能を高めた新製品を11月14日に発売する。繰り返し利用可能な回数を約1500回に伸ばしたほか、自然放電を抑えることで充電から3年後でもそのまま使えるという。 発売するのは単三形(HR-3UTGA、1900ミリアンペア時)と単四形(HR-4UTGA、750ミリアンペア時)。2個入りパックの価格は単三形が1155円、単四形が945円。充電器もリニューアルし、USB専用充電器などを同時発売する。 従来製品で約1000回だった繰り返し利用可能な回数を約1.5倍に伸ばした。より長く使えるようになり、1回当たりの使用コストが従来の4円から2.5円に下がった上、使用済み電池発生量の削減にもつながるとしている。 負極材料として使っている「超格子合金」の組成改良や、合金表面をコーティングする保護技術の開発などで充放電の繰り返しによる劣化を抑制し、耐久性を向
![1500回繰り返し利用できる新「eneloop」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0bead79ea36402db3666f9e7deca6490100ddd24/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F0910%2F07%2Fl_sk_eneloop_02.jpg)