和歌山市で平成10年、4人が死亡し63人が急性ヒ素中毒になった毒物カレー事件で、殺人や殺人未遂などの罪に問われ、1、2審で死刑判決を受けた林真須美被告(47)の上告審弁論が24日、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)で開かれた。弁護側は改めて無罪を主張、検察側は上告棄却を求めた。判決期日は後日指定されるが、早ければ今春にも言い渡される見通し。 弁護側は「カレー事件で林被告を犯人とする決定的証拠はない」と主張。「ほかの事件はいずれも金が絡むが、カレー事件は不特定多数を狙ったもので、質が違う。動機もなく真犯人は確実にいる」と結論づけた。さらに、混入されたヒ素と林被告周辺から見つかったヒ素を同一とした鑑定には疑問があり、目撃証言も着衣や髪型から、林被告とは別人だとした。 一方、検察側は「ヒ素の鑑定結果に疑問を差しはさむ余地はなく、目撃証言も信用できる」と述べた。 林被告は捜査段階から無罪を主張。1
●更新日 02/20● あの毒カレー事件の真相・林眞須美は無実!? 前編 1998年7月25日、和歌山にて、夏祭りで提供されたカレーに「砒素」が混入され、67人が腹痛や吐き気を訴え、4人が死亡した、通称「和歌山毒物カレー事件」が発生した。 この事件では、砒素を混入した犯人として、主婦・林眞須美氏が逮捕され、殺人罪で死刑判決を受け上告中。また、夫の林健二氏は、保険金詐欺罪で懲役6年となり、2005年に出所している。 世間的には、この事件の犯人は「林眞須美に決まっている」という認識だが、実は発生当初から、 「冤罪の可能性が高い」とされている事件なのだ 毒物カレー事件wikiでも、「状況証拠だけで死刑判決が出された事件として、また未必の故意による殺人としても異例」と示されている。 故・三浦和義氏が「林眞須美さんを支援する会」を結成。定期的に集会が行われるようになった。 支援者主催の集会は区民会館
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