――スクウェア・エニックス・ホールディングス社長として、2010年を振り返るとどうでしたか。 和田氏:ゲーム業界に関する認識については、CESA会長として見た場合と同じです。スクウェア・エニックスとしては、家庭用ゲーム機市場とソーシャルゲームなどの新規市場に対して、2正面作戦を採っています。それぞれ別働部隊を組織して、取り組んでいます。 新規市場に対する成果は出てきています。仮想生活コミュニティ「ニコッとタウン」は70万人まで会員が増えましたし、ブラウザゲームの「戦国IXA(イクサ)」も登録者数が45万人を超え単月売上が2億円以上となっているなど、非常に好調です。これらはスタートから短期間で、黒字化を達成しており、ビジネスとして順調に成功しています。 「ニコッとタウン」はスマイルラボという子会社で運営していますし、「戦国IXA」は家庭用ゲーム部隊とは切り離した部門で運営しています。事業ごと
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