「突然、雇い止めされた。日本の子どもたちのために長年頑張ってきたのに…」。福岡市内に暮らす外国人から西日本新聞の特命取材班に悲痛な声が寄せられた。昨年度まで市立小5、6年の「外国語活動」の授業を担当していた「ゲストティーチャー(GT)」たち。市教育委員会が本年度から、派遣会社に所属する講師に担当させる方式に変えたため「主な収入源を失った」という。何があったのか。 2007年度から始まった市立小の外国語活動。昨年度は全市立小144校の5、6年で各35時限実施された。担任教諭とともに授業を担当してきたのは、各学校が探し出し、個別に依頼した市内の外国人や留学生、英語が堪能な日本人などのGTだ。昨年度は120人おり、複数の学校を掛け持ちするケースもあったという。「18年度もよろしくね」。校長からそう頼まれたGTもいた。ところが…。 市教委は2月14日、GTに代わり、派遣会社に業務委託して講師「ネー
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