雑記 | 02:46 | 日本人のコミュニケーションは、暗黙知の共有を前提にしたハイコンテクスト型だといわれる。最近、ソーシャル化が進むと、このコミュニケーションのあり方は変わっていくのだろうか、ということについてを考えている。まず今日は、日本文化がハイコンテクストであることについて書きたい。 文化人類学者のエドワード・T・ホールは、『文化を超えて』の中で、「文化のコンテクスト度」という概念を提示した。コミュニケーションは、明示的に示される情報(言葉)とコンテクスト(非言語要素)の2つの要素で成り立ち、その割合は文化・社会によって異なるというのがホールの指摘だ。 文化を超えて (研究社小英文叢書 (255))作者: Edward T.Hall,安西徹雄出版社/メーカー: 研究社出版発売日: 2003/04メディア: ?クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見る ロー・コンテクス