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阪神・淡路大震災後のがれき処理作業はアスベスト(石綿)の粉じんにさらされる業務だったとして、兵庫労働局が神戸市内の男性2人に、無料で健康診断を受けられる石綿健康管理手帳を交付していたことが分かった。被災建築物の解体、がれき処理をめぐっては石綿による被害が懸念されており、被害者支援団体は今回の措置を「発症の早期発見、治療に役立つ」と評価している。 手帳の交付を受けた2人はいずれも、震災のあった1995年7月から、神戸・ポートアイランドに集まったがれきを可燃物と不燃物に分け、破砕、焼却する作業に携わった。従事期間は中央区の自営業の男性(39)が1年9カ月、北区の無職の男性(41)が1年2カ月。 厚生労働省は、中皮腫や肺がんなど石綿関連疾病を発症する恐れがあるとして、過去に石綿を扱う業務に従事した人に1996年度から健康管理手帳を交付している。対象者は半年に1度、無料で健康診断を受けることができ
不況や「休日上限千円」の高速道路料金の値下げなどで、高速バスに逆風が吹いている。マイカー利用が増えて乗客が減少、渋滞は多発し運行時間の遅れも目立つようになった。高速バスは多くのバス会社にとって、赤字の路線バスを支える収益の柱でもある。「これで高速道路が無料になれば、地域のバス路線を維持できなくなる」として、業界団体は民主党が政権公約に掲げる無料化の撤回を求める考えだ。(足立 聡) 神戸・三宮にある神姫バスのバスターミナル。東京や中国、四国などに向かう高速バスが次々と発車する。待合室は利用客でにぎわうが、営業助役の柴田重行さん(49)は「『千円高速』が始まって以来、休日の利用客がめっきり減った」とため息をつく。乗客数は前年比で2割減。特に淡路島や四国方面の減少が大きいという。 加えて深刻なのは、渋滞に伴うダイヤの乱れ。遅れが2時間近くになるケースや、夜に三宮に着く便が終電間際になったことも。
万引の容疑で垂水署に逮捕された男には、住民票も戸籍もなかった。捜査員が調べても、身分を確認できる公的なものは一切見当たらず、男は「小学生のころに家を出てからずっと一人で暮らしてきた。不自由を感じたことはない」と供述。結局、申告した名前も、58歳という年齢も、国籍も判然としないまま25日に釈放された。「こんな容疑者は初めて」と驚く捜査員。男の語った半生とは…(小川 晶) 男は神戸市垂水区のホームセンターで、登山用具4点を盗んだとして、今月14日、垂水署に逮捕された。初犯だった。 男は「金がもったいなかったから」と容疑を認めたが、名乗った日本名が戸籍などに見当たらない。親が出生届を出していなかったためとみられるが、捜査員はスパイの疑いもあるとみて事情を聴取した。 「物心ついたときは、京都のおばに育てられていた」。男が、これまでの半生を話し始めた。 両親は、第2次世界大戦中、朝鮮半島から日本に連
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