Google Chromeはマルチプロセスアーキテクチャと呼ばれるデザインを採用している。これはタブごとに別のプロセスが生成される仕組みで、メモリ使用量やCPUリソースの消費量が増えやすい反面、タブを閉じることでリソースの開放が行われやすく、さらにWebブラウザ全体のロバスト性も向上しやすいという特徴があると言われている。 しかし、場合によっては、バックグラウンドで動作を続けるタブで大量のCPUリソースが消費されることがある。これを回避する機能が、先日公開されたChrome 79に実験的な機能として導入された。 この機能は「Tab Freeze」と呼ばれており、5分間以上バックグラウンドに存在するタブを自動的に停止するというもの。CPUリソース消費を大幅に抑えて、ノートPCなどのバッテリーの持ちが改善される可能性がある。 Chrome 79に実験的に導入された機能「Tab Freeze」
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