ある日、特にきっかけも無くふとこう思った。 “そうだ、炎上しよう” はてブを眺めていると、ほとんど毎日と言っていいほど頻繁に炎上の話題が流れてくる。出版社の社長が部数を晒しただの、「悪い女はレイプしよう」というマンガだの。よくもそんなに燃えるネタがあるものだ。 炎上商法のような意図的なものにせよ天然の失言にせよ、俺はそれらの人々を、ずっと冷ややかな目で見ていた。よくやるよな、と。 だから、試しにいちど俺自身が炎上してみようと思ったのは、ほんの気まぐれ、暇つぶしでしかない。ああいうバカな真似をわざとやってバカなはてなーを釣るのも少しは面白いんじゃないか、という程度の軽薄な動機だ。 幸い、はてなでは個人情報もほとんど漏らしていないし、大した思い入れもないのでいざとなったらアカウントを消せばそれで済む。逃げ道をしっかり確保した上で、俺は自分のブログと増田で炎上狙いの文章を書き始めた。 デマになり
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