台風の進路予報について、気象庁は新しいスーパーコンピューターの導入や計算プログラムの改善により精度が向上したとして、次の台風から予報円の半径を従来よりおよそ20%小さくして発表することになりました。 気象庁によりますと、新しいスーパーコンピューターの導入に伴う計算能力の向上や計算プログラムの改善により、進路予報の精度が上がったことで「予報円」の半径を従来と比べ、平均でおよそ20%小さくすることが可能になったということです。 去年9月、近畿地方を中心に大きな被害をもたらした台風21号を例に比較すると、予報円の半径は24時間後で110キロから60キロに、48時間後で200キロから110キロに、5日先で650キロから520キロに縮小できるということです。 風速25メートル以上の暴風に警戒が必要な範囲についても絞り込んで発表できるということで、気象庁は次の台風から新たな手法に基づく発表を始めること
![台風進路予報 精度向上で予報円の半径20%縮小 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ed27308323cc8b3234965a2fb023a8d19f24ce36/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20190613%2FK10011950321_1906122233_1906130404_01_02.jpg)