■OPENXMLの仕組み OPENXMLは、「第1回:リレーショナルDBからXML文書を取り出す」で説明したFOR XML句と共に、SQL Server 2000で新しく追加されたXML拡張機能の1つです。OPENXMLでは、XML文書で定義されたデータをレコードセットのように扱うことができるようになっています。OPENXMLは、ストアドプロシージャを通してXML文書をデータベースのテーブルにマッピングすることでデータを操作します。 図1を使って説明します。まずXML文書をストアドプロシージャで解析します。解析されたXML文書は、メモリ上にレコードセットイメージで展開されます。最後にメモリ上のデータをINSERTやUPDATE文で処理します。