World Wide Web Consortium(W3C)は11月14日、「Tracking Preference Expression」仕様のドラフト1を公開した。ユーザーがCookieなどによる追跡を希望しないことを通知するための仕様で、「DNT(Do Not Track)」などとも呼ばれているもの。確立に向けて一歩進んだことになる。 W3Cが公開したのは、Tracking Preference Expressionおよび「Tracking Compliance and Scope」の2つのドラフト。Cookieなどの技術を利用したオンライン上の行動追跡をユーザーが望まないことを通知し、Webサイト側がこれに従うための規格で、Tracking Protection Working Groupという作業部会で仕様策定が進んでいる。「ユーザーがオンライン追跡について自分の好みと選択を明示