アマゾン・ドット・コム、グーグル、スターバックス――。米国を代表する多国籍企業が課税逃れをしているとの批判が世界的に高まっている。最も激しいのが欧州。深刻な歳入不足から政府が苦しい緊縮財政に取り組んでいるのに、多額の売上高がありながら実際の納税額が少ない企業に対して、不満の矛先が向かっているのだ。英国で厳しい批判を浴びたのはコーヒーチェーン大手のスターバックスだ。1998年の英国参入以降、わず
「キムさん、今度、『東洋経済オンライン』を大リニューアルすることになったので、また連載を持ちませんか? キムさんみたいなグローバル金融マンで、面白おかしく書ける人は、なかなかいないですよ」 日本橋のコレドの近くのオープンカフェで、30分遅れてシンガポールから到着した私は、ちょっと薄めのカツオのたたき(タレが多すぎて好みではなかった)をつまみながら、『東洋経済オンライン』新米編集長の、“おだて&ヨイショ”に乗せられていた。 私は以前、『東洋経済オンライン』で連載コラムを担当していた。その際はキャリア相談という形をとっていたが、最後は旅行記や恋愛の思い出など当初の約束を逸脱したコラムばかり書いていた。 今回も、「日本の一線で活躍するビジネスパーソンを惹きつけるコラムなど到底書けない」と固辞したのだが、編集長のおだてにすっかり気をよくし、久しぶりに無い文才を振り絞ってみることにした。 香港・シン
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