W3C(World Wide Web Consortium)は16日、改訂が進められていたXMLの標準仕様群を公開した。現在XMLは、RSSやAjaxをはじめとした各種技術、ならびにMicrosft Office、OpenOffice.orgといったアプリケーションなどの分野で広く利用されている。W3Cは、これまでの仕様では一部解釈上の相違が生じるおそれがあるとしており、仕様の明確化を目的とした改訂を行ったとしている。今回改訂が行われ、公開されたXML標準仕様は以下の通り。 XML 1.0(第4版) XML 名前空間 1.0(第2版) XML 1.1(第2版) XML 名前空間 1.1(第2版) 今回の改訂ではW3C XML Core Working Groupによって行われたもので、それぞれの仕様においてこれまでに報告されていた修正をすべて反映したものであり、新バージョンの発表ではないと