アドビは、企業のWeb担当者を対象にした意識調査の結果を5月22日発表した。Web開発者やデザイナーに対してどのように考えているか知り、Web制作案件の受注につなげることが狙いとなる。今後のWeb制作の発注と予算に関し、半数以上が「変わらない」とし、30%以上は「増える」「やや増える」と答えた。案件では「Webサイトのモバイル対応」が最多だった。発注先を選ぶ際の基準では、初回と2回目以降ではやや異なった。 調査は、企業のWebサイト制作や運営に関わり、Web制作・デザインを発注したことがある全国の22歳以上を対象に、インターネットで3月に実施した。サンプル数は515。Web制作の発注量、予算は「変わらない」がどちらも55.0%と最も多く、「増える」はそれぞれ10.3%、6.0%、「やや増える」が25.8%、24.5%だった。予算が「増える」「やや増える」企業の増加額は、20~30%増が半数