2017年7月15日 著 東洋大学の山田先生がアゴラに寄稿された、職員のまじめさが役に立たない自治体サイトをつくるという記事を読みました。文字サイズの変更や音声読み上げといった、一見するとWebサイトのアクセシビリティに真摯に取り組んでいるように映るものの、実際のところそれが必須というわけでもなければ必ずしも障害当事者にとって役に立つものでもない......というのは、この覚え書きでも過去に何度か書いてきたつもりだけれど(例:文字サイズ変更ウィジェット、晴眼者がよかれと思って作ったUI?)、山田先生のようなお立場の方が真正面からそれらをバッサリ斬り捨てている様は、素晴らしいの一言: しかし「文字サイズの変更」ボタンは無用の長物である。障害を持つ利用者はブラウザでテキストサイズを変更し、検索ウィンドウに大きな文字で自治体名を入力して、自治体サイトにたどり着くからだ。自治体のサーバーで動く自動