都会と田舎の二拠点生活。憧れを抱く人が多い一方で、その実態が語られるケースは少ない。今回、週4日は八ヶ岳の麓でシェアオフィス運営、週3日は都内でUXデザインに関わる津田賀央さんのもとを訪ねた。二拠点生活を始めてまもなく2年。二拠点生活を成功させるためのヒントとは? 週4日は長野県富士見町、週3日は都内の大手家電メーカー。 長野県諏訪郡富士見町。諏訪湖の南西部、山梨県との県境にある小さな町。ここ八ヶ岳の麓にてシェアオフィス『富士見 森のオフィス』を運営する津田賀央さんの生き方がおもしろい。 津田さんは、週4日は『森のオフィス』の運営、週3日は都内の大手メーカーでUXデザインに関わっている。つまり、富士見町と東京の二拠点生活を実現しているのだ。このユニークな暮らしをスタートしたのは、2015年の夏。約2年間にわたって、富士見町と東京の二拠点生活を続けている。 二拠点生活といえば、近年注目されて