センスのいいプロフェッショナルとは自分の仕事の本質を感じ取れる人である。そのためには自分がいる現場を超えて物事の変化を察知する力が求められる。知覚の力を育むために、日頃と違う視点を持って物事ごとを見る習慣を付けるとよい。例えば以下の視点である。 ●顧客の視点 プロフェッショナルとアマチュアの違いは顧客の有無だと言われる。眼前の顧客だけではなく「眼前の顧客にとっての顧客」についても考えることが望まれる。 ●仕事の範囲を見直す視点 プロとして自分の仕事の範囲がどこまでかを把握しておかなければならないが、時と場合によってはその範囲を超えた行動が必要になる。新しい何かを実現するためには、既存の行動範囲にこだわってはならない。 ●世界への視点 日本企業に所属し日本の顧客を相手に日本語を使って仕事をしていたとしても「世界の中でこの仕事はどういう位置にあるか」を考えなければならない。いつ何時、世界の競争
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