日本相撲協会は11日、体の小さな入門希望者を対象とした春場所(3月14日初日・大阪府立体育会館)の第2新弟子検査の申し込みを締め切り、受検者は昨年の春場所前に続いて1ケタの8人にとどまった。同検査は12日に行う。 通例、中高生や大学生の卒業シーズンと重なる春場所は他の5場所よりも受検者数は多い。昨年は第2検査を導入した2001年以降の春場所では初の1ケタで4人。今回は昨年よりは増えたものの、朝青龍問題はじめ、力士暴行死亡事件、大麻使用問題など、このところ何かとイメージの悪い大相撲。 若者の“相撲離れ”は、歯止めがかからないようだ。