日本企業のウェブマーケティングにおいて、今もっともホットな話題は「フェイスブックはビジネスに役立つのか」というものでしょう。 先に結論を述べておくと、ユーザー数の少ない現状においては、「売上の増加」や「ブランディング」などのマーケティングゴールの達成に大きく寄与することはない、と私は捉えています。 日本におけるFacebookの人口普及率は1.31%です (2010年10月現在, Facebakers調べ)。全人口の1.31%、その中で自社の顧客になり得るターゲット層は何%で、数にするとどの程度でしょうか。リーチ可能なユーザーの数は、取組みを始める前にしっかりと想定しておく必要があります。 「今」日本企業がフェイスブックに取り組み意義は、多くの場合「テストから得られる学び」以上の価値はないと言って良いでしょう。 (ただし、小規模なビジネスで、数百人程度の顧客にフェイスブックでリーチできれば