目次 QuickStart カテゴリー ログ出力 レイアウト log4Jの初期化 XML設定ファイル JoranConfigurator(1.3) commons-loggingから使う 速度に対する配慮 QuickStart まあ、抽象論よりも、具体的なコードを見ようじゃないか。サンプルコードはこんなものだ。 static protected Logger log = Logger.getLogger( TestLog4j.class ); public static void main( String [] args ) { // BasicConfigurator.configure(); new SimpleTest(); } SimpleTest( ) { try { BufferedReader br = new BufferedReader( new InputStreamR
本連載は、Java言語やその文法は一通り理解しているが、「プログラマー」としては初心者、という方を対象とします。Javaコアパッケージを掘り下げることにより「プログラマーの常識」を身に付けられるように話を進めていきます。今回は、開発現場でのプログラミングやセキュリティに必須の「ログ」について具体的な出力の仕方や設定方法をじっくり解説します。 今回はログの常識について、Java言語を通じて学んでいきます。多くの場合、ログは「ログファイル」という物理的なファイルに関連付けられて、私たちの前に現れます。 前回のプロパティの記事と同様、プログラム内では完結せず、外部の物理ファイルとのかかわりが出てくるため、初心者のうちはなかなかなじみにくい技術であるかもしれません。しかし、プログラミングにおいて重要ですので、しっかり習得してしまいましょう。 前回紹介したプロパティでは、プロパティファイルからの設定
はじめに システム開発において例外処理は重要なポイントですが、あまりに軽視されているのが現状ではないでしょうか。本稿では、これまでの著者の開発経験の中から培った汎用的な手法を説明します。 この記事は「美しい設計」ではなく「現実的な設計」、現場に適用できる「できるだけ手間の少なく、汎用的な設計」を目指しています。 対象読者 J2EE開発者・アーキテクト。特に業務システムの開発現場の方が対象です。 必要な環境 概念の説明が中心ですので、開発環境は必要ありません。 エラーの分類 実装時に考慮すべきエラーは2つに大別できます。 想定内でトランザクションの実行開始前にチェックするエラー。主に入力エラー。 異常な状態としてトランザクションの続行が不可能なエラー(例外)。 前者については、例外を使うべきではありません。入力チェックエラーを表現するには、ステータスコードを使うべきです。理由は次のとおりです
JavaのWebアプリケーション開発には,有用なオープンソースのフレームワークが欠かせません。本連載では,オープンソース・フレームワークの一つとして,現在,注目を集めているSpring Frameworkを解説します。 第1回 なぜSpringなのか 第2回 柔軟性/保守性を高めるDI機能 第3回 AOPでプログラムをシンプルにする 第4回 SpringMVCの基本を知る 第5回 SpringMVCの入力チェックを知る(基本編) 第6回 SpringMVCの入力チェックを知る(応用編) 第7回 SpringMVCで簡単!ファイル・アップロード 第8回 現場で役立つHints&Tips(前編) 第9回 現場で役立つHints&Tips(後編) 第10回 Spring&Struts連携のベスト・プラクティスはこれだ! 第11回 Spring Securityでラクラク! セキュリティ対策 第1
スレッド を用いることにより、ひとつのプログラム(プロセス)の中で複数の処理の流れを走らせることができます。スレッドを作成するには、Thread のサブクラスを作成する方法と、Runnable インタフェースを実装したオブジェクトを用いる方法があります。 Thread クラスのサブクラスを作成することにより、スレッドを作成する方法を以下に示します。Thread クラスのサブクラスを定義し、そのインスタンスを生成し、start() メソッドを呼び出すことで、ThreadTestThread クラスの run() メソッドが実行されます。 class ThreadTest { public static void main(String[] args) { ThreadTestThread tt = new ThreadTestThread(); tt.start(); for (int i
インフォテリアの江島さんからASTERIA本をいただいた。ASTERIAは通常EAIにカテゴライズされる製品だろう。しかし、江島さんや社長のPinaさんの言われていることは、明らかにそれ以上の何かを狙っている。以前から興味があったこともあり、ありがたくASTERIA本をいただき読んでみた。なお、江島さんからは「斬っても良い」といわれているので、遠慮なく斬ることにする(笑)。 ASTERIA概説 インストールして一通り試してみたのだがASTERIAの本質は装丁に書かれている通り さまざまな「つなぐ」をノン・コーディングで実現する統合<設計・開発・運用>プラットフォーム というものだろう。ASTERIAの言う「つなぐ」というのは、インプットのデータからアウトプットのデータまでの加工の流れ(フロー)と考えてよいだろう。インプットのファイルを加工しながらRDB、Excel、PDF、HTMLなどに
はじめまして。本連載の担当をさせていただきます、ビーブレイクシステムズの山下と申します。どうぞよろしくお願いします。 本連載では「徹底比較!! Eclipse & NetBeans 5」と題して、2006年1月31日にリリースされたNetBeans 5.0とEclipseを比較します。 NetBeansは最初Forteという製品として、Sun Microsystemsが開発していたものです。それがオープンソースとして寄与され、現在はNetBeans.orgが主体となって開発が進められています。現在Sun Miccrosystemsが販売しているSun Java Studio CreatorもNetBeansがベースとなっています。 一方、EclipseはJavaの開発環境としてはデファクトスタンダードの地位を確立しています。読者の多くも開発環境としてEclipseを利用されていることでしょ
@@ -0,0 +1,18 @@ +Webシステムではブラウザやプロキシサーバによって動的に生成されるページがキャッシュとして保存されてしまうことがあります。 +これを回避するために以下の対策を行います。 + +!HTTPヘッダ + +J2EEの場合 + HttpServletResponse#response.setHeader("Expires",0); + HttpServletResponse#response.setHeader("Pragma","no-cache"); + HttpServletResponse#response.setHeader("Cache-Control","no-cache"); + +!METAタグ +METAタグは通常プロキシーサーバは処理しないため、ブラウザのキャッシュをコントロールするために用いる。 + + <META HTTP-EQUIV=
Strutsの諸問題を解決するWebフレームワークとは?:オープンソースTERASOLUNAで作るWebアプリ(1)(1/3 ページ) 本連載では、4回にわたってWebフレームワークの1つとしてオープンソース化された「TERASOLUNA Server Framework for Java」(以下、TERASOLUNAフレームワーク)を紹介します。 TERASOLUNAフレームワークが、いかにしてWebアプリケーションに特有のセッション管理や認証処理、トランザクション管理などの煩雑な処理を簡素化し、業務開発者が業務処理の実装に集中できる仕組みを提供しているかについて説明します。 しかしStrutsは、Webブラウザを介したアプリケーション開発に必要な基本的な機能を備えているものの、「モジュールの独立性」「プログラムの可読性」「テスト容易性」といったところになると、各プロジェクトの業務開発者
J2SEに含まれるクラスのひとつ。パッケージも含めたクラス名はjava.lang.RuntimeException。 例外の一種。多くの例外のスーパークラスでもあり、基本的にこの例外を直接使用することはない。 他の例外と大きく異なる性質を持っており、J2SEの仕様上、RuntimeExceptionクラス及びそのサブクラスは「catch、throws指定の必要がない」という特権が与えられている。 通常の例外は、catchするかthrows指定してメソッドの外で処理してもらう、といった例外処理が必要であり、そうしなければコンパイルエラーとなる。だが、RuntimeExceptionクラス及びそのサブクラスは、その必要がない特殊な例外である。 RuntimeExceptionクラスのサブクラスにはNullPointerExceptionクラスやClassCastExceptionクラスといった
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