アパレル販売サイトのスタートトゥデイが提供するiPhone向けアプリ「ZOZOTOWN」のダウンロード数が100万を超えて、会社の業績ともども順調に推移している(関連記事)。これは、同社が運営するファッション専門EC(電子商取引)モールと同名のアプリで、スマートフォン経由の売り上げは、アプリ提供の前と比べて6倍を上回る状況だという。 2010年12月にアプリの提供を始め、その直後に米アップルのアプリ配信サービス「App Store」の無料アプリランキングで最高2位となった実績を持つ。ランクインしていたときは1日平均で2万件ほどのダウンロードがあったという。 目立ったプロモーションなどしていないにもかかわらず、ダウンロード件数が伸びる理由は、既に構築したZOZOTOWNというブランドの強さが1つ。もう1つは、同社会員の属性の変化を捉え、それに即応した戦略を取る上で、スマートフォンというプラッ