考えにふけってうわの空の大学教授を絵に描いたようなタイプがINTP型である。 頭の中でじっくり考える(I型)なので、N型の想像力がいろいろな可能性を思いつく。 客観的(T型)なので、その新しいデータを分析し、際限なく融通がきく(P型)ので、どんなデータもさっそく取り入れてしまう。 論文、図面、計画、企画、提案、理論などなんであろうと、こまごました情報を一つにまとめた完成図を作りあげようとするが、たえず新しいデータを発見するので、その完成図がどんどん膨らんでしまう。 その結果、考えや構想や計画がどんなに最終的なものに見えても、土壇場になって「新しいデータ」が手に入ると変えてしまうのである。 これはINTP型にとってはわくわくするほど楽しいが、ほかの人、とくにJ型の性向を持つ人にはフラストレーションになる。 完璧に見えても満足しないので、みずからが最大の批評家となり、あら探しをする。 完璧、