夏休みに入ると親子で過ごす楽しい時間が増えるかもしれないが、逆に親子ゲンカの回数が増えてしまったという人もいるのではないだろうか? キレる、口ごたえする、スネる、泣く、そんな子どもたちに手を焼いている親も多いことだろう。 子育て電話相談員やファミリーカウンセラーとして豊富な経験を持つキャロル・バンクス氏が著書の中で「怒っている子どもに対処する時の10の心得」を綴っている。悩める親の皆さんは参考にしてみてはいかがだろうか。 1. 怒鳴り返さない 怒っている子どもを大声で叱る親は多いが、それでは怒鳴り声の応酬になるばかりだ。大人同士の口論でも、怒る相手に同じ態度で応じたら余計状況が悪化するが、こちらが落ち着いていればいずれ相手も冷静さを取り戻す。カッとならず子どもが落ち着くまで冷静に待ってあげよう。 2. 理屈を並べたてない わめく子どもに論理的に語りかける親は多いが、いくら正論でも頭に血