邦画の語りの根底には、いわゆる、あるあるネタがあるのではないかと思う。 あるあるネタとは、そういうのあるあると共感や共通体験を基にしたネタのことだ。 レギュラーのあるある探検隊なんてネタが代表かな。 つぶやきシローや、ふかわりょうなんかもやっていた。 笑いでは定番ネタだが、主流というほどでもない。 だが、どうも邦画ではそれが主流になってきているようなのよね。 共感するのを前提に描いているというか。 いや、共感するが悪いのではなく、前提にしてしまうと、題材とその語り口の幅を奪うのが、もったいない、という話。 漫画などでも、いわゆるベタな展開のものはあるが、まさか、この手があったか、と思わせるものは、ちょくちょく生まれてきていているので、ビジネスというか業界が生臭くなっているからなのかもしれない。 近年のとつけるべきなのだな。 近年の邦画を観ていて、飲みこまれるとか、仰天するもの、枠を押し広げ
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