犯罪撲滅の1日大使を務めたスーパー駅長たま=3日午前10時10分、和歌山県紀の川市の和歌山電鉄貴志駅(頼光和弘撮影)(写真:産経新聞) 和歌山電鉄貴志川線貴志駅(和歌山県紀の川市)でスーパー駅長として活躍する三毛猫の「たま」が3日午前、県警の女性用制服をイメージしたマント姿で駅構内に登場し、「振り込め詐欺防止」や「自転車の鍵かけの徹底」などを市民にPRした。 [フォト]にらみを効かすスーパー駅長「たま」 同県内では今年に入り、刑法犯の増加率が全国ワースト5位と深刻な状況が続いている。県警生活安全企画課は「たま駅長の力を借りて、何とか防犯の輪が広がれば」と、“犯罪撲滅一日大使”として白羽の矢を立てた。 たまは、「警視正」を示す2本の金帯をあしらった帽子をかぶり、改札台の上から利用客らに愛嬌(あいきょう)をふりまいた。浅田喜久男・岩出署長ら県警関係者ら約20人がたまのイラスト入りうちわな