台湾のお土産をだいたい配り終わる。 でも、いくつか残っている。 残ったお土産を見ていたら、後ろに日本語で説明が入っているのがある。 土産物屋で買ったからだが、なんとなく異国の土産としては余計なお世話な気もする。 ある意味、親切なのもよく分かるのだが。 小さな親切、大きなお世話とは、よく言ったものだ。 そこで、思い出したのが、台湾で使う文字は、ほぼ漢字が基本なのだが、日本語もけっこう見かけた。 日本製品をそのまま使っていたり、日本人向けの説明とかで。 それ以外に、なぜか、ひらがなの“の”だけ使っているのをよく見かけた。 台湾人に聞いてみると、“の”が入っていると、見た目ですぐに日本語だと分かる、とのこと。 どうやら、外来語として、そのまま残った中で、最も漢字にない雰囲気を持つのが丸っこいひらがなの“の”のようだ。 知人に話したら、 「去年か今年の前期かテレビで『今、台湾で“の”が熱い!!』み