で、ロードショーでは、どうでしょう? 第166回。 「なんか最近面白い映画観た?」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『アイスバーグ!』 ベルギー出身の道化師カップル、アベル&ゴードン監督・主演による記念すべき長編映画第1作。 ひょんなことから、氷への愛に目覚めた主婦が、氷山(アイスバーグ)を目指して旅に出る。 愛してるはずの妻を夫は追いかけるが、妻は氷山へt歩連れて行ってくれる船長と恋仲のなってしまう。 まさに、ベルギー産のジャック・タチ・スタイルのスラップスティック・コメディ。 スタイル自体がすでに60年代風、しかも、長編第2作『ルンバ!』と同時上映というこれもまた懐かしい感じで、実にいい。 時代を超越したかのようなスタイルでありながら、その中に潜むテーマは実は夫婦の愛の距離感という現代的テーマが潜んでいる。 いや、夫婦の問題てのはもしかしたら、ずっとこうだったの