カッコよくなりたい。 ただのカッコよいではなく、その精神や言動によって、格好までよく見えてくるぐらい に。 この“まで”が大事。 ほら、言うじゃないですか、何気ない白Tシャツとさらのジーンズが似合うヤツが一番カッコいいとか。 それは生まれもったスタイルとかで、最初から得ている人もいるかもしれない。 でも、それを維持するのは大変だ。 ただ、あれはスタイルだけでなくて、なにか鞘と真剣の関係のような気がするのです。 鞘の奥に以下に真剣を感じさせるか。 抜けば真剣は力を持ちますが、抜きっぱなしのやつがカッコいいとは思えない。 どちらかというとおかしな人と思われるでしょうし、恐怖が先に立つ。 鞘に収まっているのにまるで抜いているような感じを受けることじゃないのかしら。 鞘が透けている状態。 刀は力につながりすぎるかもしれない。 言いたいのは、服が透け、肉体が透け、心が見えるようになる、ということだ。