で、ロードショーでは、どうでしょう? 第136回。 「なんか最近面白い映画観た?」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲』 東映によるヒーローものの私生児ともいうべき『ゼブラーマン』の続編。 (ポスターなどは2がついていて、『Z2』との表記も、実際、映画にも刻印されているが、正式タイトルからは2の文字はないのは、なぜか?) 一作目と同じチームによる正当な続編であるがゆえ、もともと持っていたアンチ精神は、パロディではなくそれぞれの遺伝子のカクテルではなく斑として肌に刻まれた。 それはアルビノの縞馬であり、黒いパンダであり、日焼けした白熊と言うべき代物だった。 掛け算されたものは、哀×三×宮と3つならば、3種のかけあわせのようなオカピといった方がいいのかも。 まぁそれでも、角のない丸刈りのオカピだろうが。 だとしても、その珍獣の価値は落ちる