で、ロードショーでは、どうでしょう? 第158回。 「なんか最近面白い映画観た?」 「ああ、観た観た。ここんトコで、面白かったのは・・・」 『ゾンビランド』 ゾンビ映画最大のヒット作との触れ込み。 ゾンビに全く同情させない作りがそれをさせたのだと思われる。 死人は死人であり、同情するものではないのだ。 タラハシーのエピソードなどで、強調させていく旨さ。 実際、かなり小さな話になっているのは、もともとがテレビ用の脚本だからだそう。 だが、それが功を奏した、ゾンビ物はこの小ささ、狭さこそが醍醐味になるからだ。 社会と個人の関係を物語化する力がゾンビにはあるから。 日常がゾンビによって変われば、ど人間の姿が浮かび上がるという素晴らしい特性を持っている。 異常になった日常や、個人が描かれるためには。大きな世界を描くのは適さないのだ。 キャスト人が素晴らしい。 主役のジェシー・アイゼンバーグは、『イ
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